2017年3月2日木曜日

『楽器のお話』

毎回久々の更新になりますblogsですが、、、今日は楽器のお話。

もうかれこれ19歳くらいの頃からお世話になりっぱなしのギターテックの志村さんに、先日リペアをお願いしに行ってまいりました。
(現在メインで使用しているguild・F-30の調整の事を書いたblogsでもご紹介させていただきました志村さん、正に神の手です!!!guild・F-30の記事が気になる人はアーカイブでチェックしてみてください(笑))

実は今回リペアをお願いしたギターは、父の形見のギターで自分が初めて弾いたギターです。

まぁ、自分がこうして今もギターを弾いていることの原点がこのギターなんだなぁと思うと、、、、楽器は弾かれてなんぼだと個人的には思っているので、なんだか次の世代にも残せる状態にしておきたいなと思い今回お願いしました。




ここから楽器のお話(笑

あえてブランド名は記載しませんが、このギターは60年代頃に長野で製造された物らしく、当時はまだギブソンやマーチンなど高級な海外のギターが日本では出回ってはいなかった様で、当時国内ではクラッシックギターを元にフォークギターという名称で製造されていたみたいです。
そんな高いギターではないみたいだけど、この個体はトップとバックが単板で(サイドは合板かな!?)かなり良く鳴ります。


現在の一般的なアコースティックギターのサイズとも違い、ボディが小ぶりで(トリプルOよりチョイと小さいくらい??)ネックは厚めでパーツのサイズも微妙に違っているのでパーツ交換と言ってもそう簡単にはいかないみたいです。ちなみにネックにトラスロッドは入っていませんが何故か反りもなく状態は良いです。

当時のギターにしては珍しくXブレーシングになっていて(ただブレーシングが一部浮いてました(苦笑)トップ板などに割れやヒビなどは無く、そして何と言ってもボディ材の木(何の木かは不明)がいい感じに乾いているのでホントよく鳴ります。
先日、広島でメイトンのギターを見かけたので試奏させてもらいましたが、抱えた感じのボディの軽さとネックのバランスに似てる感じがしました。(もちろんそんな高級品ではないですけど、、、(苦笑)

ブリッジやブレーシングの剥がれからフレット打ち替え、ペグの交換やらナット・ブリッジ駒の交換、、、もうほとんどボディ以外は全取っ替えの勢いなので約1か月の入院になりそうです。(苦笑
(当時(中学生頃)キャンプに持って行ったりとか、とてもひどい扱いをしていたことを反省(泣 )

さて、どうなるかそうご期待!


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