2013年6月16日日曜日

『物、モノ、者』


朝、家から出た所に粗大ゴミとしてアコースティックギターが捨てられていた。

ケースには入っておらず、ご丁寧にギタースタンドに乗せられたまま粗大ごみのシールが張られて。。。ギターのサイズやランクからして、きっと女の子が買ったものの、あまり弾かないまま邪魔になって捨てたのかな?、、というふうに見てとれた。

『本』とかもそうだけど『楽器』が捨てられているのを見ると何だか悲しい気持ちになる。

まだ、楽器屋に売りに行くとか知り合いにあげるとか、、、まぁいろんな事情があって捨てられたんだろうけど、まだ人の手に渡る方が楽器としても本望だろうなぁ。

このご時世、物も溢れかえっているし安価な楽器もたくさん出回っていて、その値段出せば買えてしまうから所詮その価値という見方もあるんだろうけど。。。

どうしても自分は物を?楽器をかな?擬人化して見てしまうところがあって、例えばギター1本にしてもどういった経緯でそのギターと出会ったか?!なんて考えてしまう。

中古楽器なんかは特にね。自分が現在メインで使用しているGUILDなんかも元々左利き用だし(笑 たまたまだけど製造年も同じ年だったり(笑 
自分にもこれまでの人生がある様に、ギター1本とっても自分の手元に来るまでいろいろあるわけだ(笑

正直、後ろ髪ひかれながらその場を後にしました(笑 
粗大ごみシール張られてたし申請されているので勝手に持ってくわけにはいかんしな(笑