主人公の青年が自分の存在、真理を求めてアラスカへ向けて旅をする。一見よくありそうな放浪者の話だけど、青年の持つ道徳観や哲学において彼が見ている世界を美しい景色とともに描いてる。
現代社会との折り合いがうまくいかず、自分の理想の居場所を探し求めるかの様にアラスカに向かう。道中いろいろな経験/人達に出会い、人生に出会う。
観ている間、何度も自分の人生観や存在真理について考えさせられた。誰しも少しは持っている事。自分も浮き世との折り合いをうまく消化できない事がよくあるから共感する部分がたくさんあった。だけど自然界も人間社会もしかり環境に順応できない種は絶滅していく。自然界ではそれはおのずと死を意味しているが、人間社会は生きたまま死んでいる様な状況が存在している様にも思えた。
人は独りでは生きていけない。幸せとは何か?この映画の中でも1つのテーマになっているが、現代社会に生きる僕らはどこかで線引きをし折り合いをつけて自分の存在を肯定して生きている様に思えた。
映画自体も長く、軽〜い気持ちで観るには向いてないけどおすすめです。
さて、今日は昼からリハだ!気合い入れないとなぁ〜(笑
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