2009年9月18日金曜日

『クロッカーズ』

スパイクリー監督の『クロッカーズ』という映画を観た。昔、一度観た事がある作品だったけどもう一度観たくなって借りた。
スパイクリーは主に黒人社会の問題を題材とした作品が多く『クロッカーズ』もそうだ。
今、何かと巷を騒がしている『クスリ』の話。主人公はクスリの売人をやって貧困地区で生活する黒人少年。クスリの恐ろしさは勿論だが、それをめぐって起こる殺人や貧困地区で生きていく厳しさや辛さなどが同時に描かれていて観たあといろいろと考えてしまった。

貧困地区から出ようと真面目に働いている主人公の兄の言ったセリフが心に残った。自分もそうだが多くの人が心の奥底でそう思っているだろうセリフだった。
ラストのシーンが少し希望を見いだそうとしている感じが良かったな。


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